他愛の話をし、さりげなく悠一を元気づけた。 ただ、笑ってほしくて。 電話じゃ表情はわからないけど、声を聞けばなんとなくどんな表情をしているのか予想がつく。 表情を見ることが出来たらいいのに。 声のみだけなのが、少し惜しい。 そんなわがまま言っていられないけど。 悠一にこのドキドキが伝わってしまったら、あたしはきっと顔を真っ赤にして黙り込んでしまうと思う。 だから、平常心を保つのに必死なんだ。 でも、一瞬にして頑張って我慢してきた平常心をぶっ飛ばすような言葉を悠一は良い放った。