心~保健室の先生と私~番外編

「心葉、寒くない?」


「大丈夫」


「おやすみ」


「おやすみ」


私たちの寝室に布団を持ってきて、心葉と3人で寝ることにした。


ベットの上から心葉を見てると、いつの間にか静かな寝息が聞こえてきた。


「裕介、すっかりおじさんになちゃったね」


「そうだな」


「心葉は素直で優しい子だから、かわいいでしょ?」


「愛花も素直なんだろ?」


「もちろん。素直に何でも言う子だよ」


「たまに言い過ぎることもあるけどな」


「でも厭味で言ってるんじゃないから」


「じゃあ、何なんだよ」


「うーん。愛情?」