「名前、どうしようか?」


「そうだな~女の子だし」


私たちは、しばらく考えた。


「ねぇ、こんなのは?」


私は裕介の耳元でささやいた。


「いいんじゃない?」


裕介が、ニッコリ笑った。


「あたしも知りたい!」


「耳、貸して」


「うん」


こっそり心葉の耳に、ささやいた。


「素敵!」


心葉が目を輝かせた。


「じゃあ、決定だな」


この子の名前が、決まりました。