「お前の飯マズイから別れる。って言ったんやったっけ」 「おー?覚えてへんわー」 「嘘つけ」 ラムネがカラカラとビー玉を泳がせて泡を産む。 駄菓子屋の前のベンチに二つ並んだ足の長い陰を見ながら いつのまにか背中に居る太陽は赤く熟れていた。