戦国遊戯

「それで、なんでこんなとこにいるんですか?」

「いや、あんたがどこに行くのか気になってねぇ」

「なんで??」

「楽しそうだからだよ。面白いことは、分けあわねぇとな」

別に、遊ぶために、ここにきている訳ではないのだが。そう思ったが、少し、1人で怖かったこともあり、一緒に目的地まできてもらうことにした。


「しっかし、こんなとこで、迷子って。おめぇさん、なにやってたんだ?」

「なにって別に…なんてゆーか。散策?」

「こんなところまでか?」

ようやく、目印のついた木を発見し、昨日いた場所にたどり着いた。慶次と一緒になってから、結構歩いていた。

「うん、まぁ…」

木に目印をつけていたので、迷子という部分に関しては、信じているようだった。

「それで、何探してんだ?」

「探す?」

「落とし物。探しにきたんだろう?」

言われて思い出す。おばあちゃんのとこで、そんなことを言った。

「えーっと、その」

まさか、帰り方がなんとなぁくわかるかも?で手がかりを探しに。なんて言ったら、相当痛い子だ。