戦国遊戯

***** 玲子's View *****

うまく謙信にのせられてしまった。そんな気がする。
でも、信玄がきて、自分が脱出することができるかもしれない。

そんなチャンスが、今夜巡ってくるなんて…

「…でも、余興って一体、何をするんだろ…」

あの謙信のことだ、とんでもないことのような気がする。
だけど、考えてもまったく想像がつかない。

廊下に出て、外を見る。
いい天気だ。


「ま、いっか。今夜わかることだし」

ん~っと背伸びをすると、後ろから侍女に声をかけられた。

「玲子様、昼餉の用意ができております」

「へ?昼?」

「はい」

「え!?もうお昼なんですか!?」

びっくりして聞き返すと、少し困ったような表情で、頷かれた。

「あとは、玲子様だけでして…」

頭を抱える。

やっちゃった…

「ごめんなさい!すぐに食べちゃいます!」

あわてて、侍女の後についていって、用意されていた部屋へいき、かきこむようにしてご飯を食べた。