博多の古城に戻った明太子はまたも同じことを鏡に問うた。鎖で拘束した今なら自分が相応しいと思ったからにござろう。
「や~アンタもしつこいねぇ。そりゃさ、シュネーっしょ。」
「あ~またアイツたい!今度こそ命狩ってやるとよ!ほんじゃフットボールフロンティアで優勝する中学はどこたい!?」
「当然、帝国!帝国意外ありえないって。」
「帝国とかありえない!普通は秋葉だろ。」
秋葉のが有り得ないでござるが明太子は鏡を割りまたも男に姿を変え果物売りに変装し、シュネー様にリンゴを食べさせたのでござる。
不幸なことに遂にシュネーヴィットヘン様とその使い魔はリンゴの毒に当り昏倒してしまったのでござる。
さすがにこれは日本にある総督府経由でブリタニアに届き今回の犯人が明太子だと断定したのでござるがこの明太子、その正体はなんと駆け出しテロリスト灰染惣介、コードネーム明太子と判明。
これに対し日本総督レニエ・ジャルジェ卿(言うまでもござらんが明日のサンドリヨン!に少しだけ登場したバイラル殿の父上にござる)は極東方面の総力を上げ明太子一味捜索及び討伐を行うと同時にガーランド銃士隊に出陣を要請。
これは万一の自体を想定し明太子一味がブリタニアへ入る前に明太子一味を駆逐すること、シュネー様を救い出すことを優先してのことにござった。