フィゼルの顔には 悪戯っ子のような笑み。 「もしもの時のために黒の髪粉と これもってきたんだ。」 日に焼けた大きな手には小さな袋と 大きめの帽子が二つ握られている。 これを深くかぶれば 目元まで隠せそうだ。 「予備があってちょうどよかったよ。 気の利く女官に感謝だな。」 フィゼルと顔を見合わせてに~んまり♪ なんか久々にわくわくしてきたぞ。 「そんじゃ早速準備して 探検にしゅっぱ~つ♪」 「おー♪」 立ち上がったあたしたちは 元気よく拳を振り上げた。