「ちがうちがう。ファラナに 来いってことじゃねーよ。」 よほど慌てた顔をしてたらしい。 盛大に吹き出されてしまった。 「それにこのままあんたを 連れてっちまったら 守護竜たちの用事が 終わらねーだろ。」 ごもっともで。 「あんたの仕返しに 付き合ってやるよってこと。 俺も待ちくたびれて 退屈してたとこだし。」