「でも俺に対しては 気にしなくていーぜ。 ユウミやわらかくって 気持ちいい♪」 レイヴァールに言われたら 拳が繰り出されそうなセリフも フィゼルが言うと許せちゃうのは なぜかしら? 「でもさ なんであんなとこにいたんだ?」 力強くてあったかい腕の中ですっかり 和んでいたあたしの表情が一変する。 「バカ竜に落とされた。」 ぷく~っと膨らませたあたしの頬を つんつんつつきながら クスクス笑うフィゼル。 その優しい表情が 急に年相応の男の子に見えて ちょっとドキッとしてしまった。