僕がまだ小学四年生だった頃、君を初めて見ました。



狭そうなガラスケースの中。
必死にこちらへ寄ってくる姿は、とてつもなく愛くるしいものでした。



その姿を見た瞬間、僕は君に家に来てほしいと思いました。




家族が増えて、物凄く楽しくなるだろうと確信していました。