部屋に戻り、冷蔵庫を開けた。

・・・。

とりあえず・・・。

・・・・・。

夕飯作ろうかな・・・。

淡々と食事の支度をする。
以外に、順調に進んだ。

集中している間は何も考えずに済む。

《できた・・・。》

盛り付けも。
味付けも。
分量も。

すべて完璧・・・・・。




ため息が出た。




きっと。



帰ってこないだろうと。

自分でも分かっていて、食事を作った。

本当は信じたくなくて・・・。

現実を見なかった。



もう、本気で恋をする気力は無い。



年を取り過ぎた・・・。


・・・。


私のハートは、疲労困憊。

笑えない。

ホント自分にため息が出る。