今日から、あたしの特技は 「陽汰を誰よりも早く 見つける事が出来る!」 になるはず。 あの、明るい髪の毛のせいでも あるだろうけどね…(笑) だんだん近づいてくる陽汰達。 あたしが声を掛けようとした と同時くらいに―… 「明依!…どうした?」 って驚いた顔で見つめてきた。 「え…っと、その…」 まわりからの視線が痛くて、 言葉が上手く見つからない。 「…早川先輩…?」 …え?