「…昨日のメール、何?」 まだ、下から睨みつけられる ような姿勢のまんま問われた。 実際、あんな可愛くないメール を送ってしまったのは。 何の企みもなく、全くの無意識。 こんな事になる なんて全然考えてなくて。 「べ…つに…」 声が震える。 眼差しが震える。 「お前…最近変じゃねぇ? 昨日の昼だって、帰りだって 顔…見せねぇし。」 やめてよ。