「わかった!終わったら連絡するから…ん〜と、コノ中でお茶でもしてて?」



あたしはテリアのカフェに連れて行った。



全く違う意味でセイチャンから目を離さないユカとハルを無理矢理ひっぱって、なんとか教室に滑り込んだ。



「超カッコイイじゃん!イイ人そうだし、あれなら安心〜。」



そう言うユカにハルは噛み付く。



「そ〜かぁ?下心の塊にしか見えない。」



そんな二人の会話も耳に入らない。



セイチャン…あたしを連れて行きたい場所ってドコなんだろ。





その授業は普段は長く感じるのに、始めて90分間を短いと思った。