「ありがとう香織」

手を頭に移してポンポンと撫でた


「香織、かなり遅い時間になってしまって、しかもワイン飲んじゃったから送れなくなった。良かったら泊まってって」

時計を見たらかなりの時間が経っていた

電車も走っていないし…でも男性の部屋に泊まるのは…


香織は悩んでいた