「なした?」 「ううん。大丈夫。」 そして、その後、 和は自分の競技に出て、 その和の活躍により、 私達は─────────── 勝った。 優勝したんだ。 和が選抜リレーでごぼう抜きし、 ゴールをしたとき "優勝だーー!!"って和の元へみんなが駆け寄った。 中心にいた和は私と一瞬目があった。 和は私に笑顔を向けた。 そして、持ってた"優勝バトン"を 私に投げた。