[続編]脱いでください。

え・・・?

「俺さ、本当にスッゲーバカで。俺が後輩としてみて。って言ったのに、やっぱ無理。それに忘れられなかった。」

てか、その前に聖人
顔が後輩って感じしないよ。

「やっぱ俺はめちゃくちゃ明美が好きだ。大好きなんだよ!」

すっごい必死・・・
これ、笑っ・・・

「プッ、プフッ・・・。」

「な、何笑ってんの?こっちは真剣に・・・。」

「何か変わってんだか変わってないんだか・・・しかも聖人、顔真っ赤だよ~。」

「うるさい。」

でも・・・よかったあ。

聖人はまだ私のことを好きでいてくれた。
照れくさくて笑って誤魔化しちゃったけど、本当はすっごくすっごく嬉しいんだよ。

やっぱり、会うとドキドキする。

好き。

私もすっごく・・・大好き。

「明美は、今の彼氏?元、元彼しか昔から見れないかもしれないけど、でも俺はっ────────!」

ギュッ..............

聖人に抱きついた。
あ、聖人の香りだ。

変わらないね────。

「えっ・・・明美?」

「聖人、あんた勘違いしてるよ。」

「・・・何を?」