[続編]脱いでください。

これって、この間苺と赤外線で、メアドとか交換してたときこんなの付けてたような。

あの後、このくまの話になって。

『携帯に付けてると、写真撮るとき画面に入っちゃうんですよね~。本当に邪魔で邪魔で・・・』

そしたら、俺が「じゃあなんで付けてんの」っていったら

『でも、この不細工さにちょっと愛着がわいちゃって・・・外すわけにはいかなくて、手放せないんですよ!』

って言ってたっけ。

そのくまのキーホルダーを拾って、よく見た。

裏に、苺

そう書いてあった。

よく見ると頭のほうに付いている金具が壊れてる。

落し物?

でも、この金具、

無理やり引っ張って取ったとしか思えな─────

「聖人ー、めんごー。遅れたー。」

「いやいや。それより・・・さ。」

俺はそのくまのキーホルダーを見せた。

「うわ、これ、この間の不細工なくまちゃんじゃん。苺ちゃんのだよな?」

「やっぱ、そうだよな。裏に名前はいってるし・・・」

プププ

笑ってしまった。

「それとさ、さっき、変なことが起こったんだよな~・・・」

俺はそう言うと苺からの変なメールと、電話のことを話した。

すると、涼輝が

「まずったー・・・やっぱあれはまじだったんだ。」

顔を顰めた。

「は?何が?」

ちょっと冷や汗をかいた。

俺の頭から変なことが浮かび上がって。

予想を立ててしまった。

それが、的中しなければいいけれど。