[続編]脱いでください。

「先輩ってば~!」

「何!てか、こんなとこまで来るとまた女たちに怒鳴られるよ?」

「そのときは、先輩が助けてくれるでしょ?」

「誰が助けるか。」

うぜえな・・・;

てか。

この会話・・・明美といつも話してる内容と一緒だ。

口調も明美と似てるし・・・俺。

それに苺の憎めない笑顔には、何も言えなくなる。

もしかして、明美もこういう風に俺を見てた?

俺をうぜえと思っても

何故か放りっぱなしにすることができなくて。

無視できなくて・・・

「苺ってさあ、昔の俺に似てる。」

「へ?」

「そーゆー、うざいとこ。」

「ひどいです!!!でも、もしかして先輩も、こういう風に先輩を追ってた時期もあったりして~!」

・・・図星だ。