だから、同じ大学に行くことは無い。

(というか、それ以前に和の大学は男子校入っていない。)

いとっちも和と同じなわけで。

・・・またあたし1人か

「明美っ!!」

「ぁあ、いとっちも来てくれたんだ!!そんな、受けただけなのにぃ~。これで落ちたら、ちょっと恥ずかしいよっ!!」

「でも、明美は浪人しそうもないよな。俺頭超悪ぃから・・・きっと一貫の学校行かなければ、浪人してたかも。」

何言ってんだ・・・和、城英行ったくせに!!

前にも言いましたが、和は頭がいいです。

というより・・・

・・・そーいえばそうだった。

中学の時は、いとっち

推薦で今の学校入ったんだっけ。

運動できるし。

いとっちは頭脳派ではない。

「あのさあ、もし、受かったら・・・てか、受かると思うけど。お祝いしねぇ?」

「あ、いいかも!」

「うぁ~、プレッシャー!」

「もう、試験は終わったんだから、打ち上げも兼ねてさっ♪」

「ぅん・・・わかった!2人とも、ありがとう!!」