[続編]脱いでください。

ピンポーン

ピンポーン

ピンポンピンポン────

チャイムを鳴らしても反応はない。

・・・私は、聖人の家に来た。

「何でだろう・・・居ないのかなあ・・・」

けれど・・・

部屋に電気が付いていることに気づいた

[もしかして、倒れてたりする?!]

緊急かもしれない。

そう思って、門を開けて

一か八かで、ドアノブに手をかけた。

ガチャ・・・

開いた!!

そして、玄関に足を踏み入れた。

「お邪魔しま~す・・・」

ちょっとか細い声で。

「聖人・・・?」

リビングに辿り着くと

ソファーで横になっている聖人の姿が。

聖人び近寄り、よく見てみる。

「息・・・してる。よかった・・・寝てるだけか。」

聖人の寝顔は

すっごくかわいかった。

「戸締りはちゃんとしなきゃね。」