「ふ・・・んッぁ・・・」 「何で、抵抗しないの?"聖人"が居るんじゃないの?」 「んんッ・・・」 あんたが離さないからだろ!! でも・・・ 抵抗をしない それも入ってると思う。 「ッな・・・して!」 私は離れた。 「信じられない!」 ッッ・・・! 和が、あんまりにも、切ない顔をするから、 何も・・・ 言えなくなってしまった。 「あたし・・・行くね。」 強引に病室を出た。