「・・・明美、うるさいよ。」
・・・・?
えっ・・・は
ちょ?
起きてっ・・・
起きてる・・・
「何で!?和?」
寝ぼけた目が、だんだんと開いてくる。
そして私を見た。
「何でって言われても・・・明美が、俺が目、覚めないと、嫌いになるって。忘れてやるって・・・
一生愛さないって・・・言うから。」
き・・・こえてた?
「何で泣いてるの?相変わらず泣き虫だよね、明美は」
平然な顔をしてる。
あんた、事故にあったんだよ?
「違っ・・・!」
「もう、俺とは縁切ったんじゃないの?"何で?"はこっち・・・。」
「わかんない・・・何か、着ちゃった・・・」


