[続編]脱いでください。

「やめろよっ!」

そういって

龍は俺の腕を掴む。

「黙ってろ!」

自分でもわかる。

こんな大きな声出たのは

初めてだと思う。

ガンッ

ガシャンっ

気がつけば龍の顔を殴っていた。

「やめて!」

華依・・・

なんで龍何かを

庇うんだよ・・・

花瓶が棚から落ちて

割れる。

破片が床に散らばる。

まるで、俺の心が

張り裂け、

散らばるように。

俺は、もっと龍を殴りたかった。

もっと殴らないと心が収まらない

動きが止まらない。

龍にあたっても意味無いことはわかってる・・・・!!!