[続編]脱いでください。

龍とは、それ以来だ。

引っ越して、それから随分と会っていなく、連絡も取っていない。

「なんで俺らが夜に来るから朝に一時間"いつも"会ってたのか?」

手が・・・震える。

「ああ、そうだよ。」

「龍っ!」

・・・そうか・・・

「まだ続いてたんだな、お前等」

「本当はずっと俺等前からたまに会ってたんだよ!華依が本当に好きなのは俺なんだよ。あの時は、華依は、血迷ってたんだよ・・・」

「ごめんなさい!」

謝る華依。

怒りが頂点に達した。

「何でだよっ、俺と聖人を、今まで裏切ってたのかよ?!」

華依の元へ近寄り、

肩を掴んで揺さぶった。

涙を流す、華依。

泣きてえのはこっちだよ・・・

「なあ!」