[続編]脱いでください。

そしてある日。

2年のクラスに慣れた俺は今日も行くのかと思っていた。

「聖人、今日で行くの辞めるわ。お前もイヤイヤだったし、いいだろ?別に。」

いきなり言われた。

「俺さ、先輩が好きだったんだけど、冷めてさー…新しい女の子、好きになっちゃった★」

そんな軽い理由だった。

確かに俺はイヤイヤいっていた。

けど…

何故か、いつの間にか

いやいやではなくなった。

ちょっと楽しみになっていたりした。

もちろん、明美を見に。

けれど、

「別に。」

そう片して行くのをやめてしまった。