[続編]脱いでください。

「じゃあ、お前から連絡してくれよ!!明美が居なくなったって。もしかしたら笑先輩なら、心当たりとか・・・場所とか、知ってるかもしんないし。わかってくれるだろーから・・・俺の事情も説明して!!」

とにかく・・・

確かに涼輝の言うとおり

大袈裟かもしんねえ

でも、俺の心は

パニくって

不安で不安でしょうがない

だって、普通ありえねえだろ。

サンダルは片方しかない

紙袋は落ちてる

電話は繋がらない

手紙には偶然に宛先が俺の名前が書いて・・・ある

「おう、わかった。状況次第俺も探してやっから。な。」

「じゃあ。」

プツッ

俺は電話を切った。