チチチチチチ・・・

鳥の声。

眩しい日差しがカーテンの隙間から差している。

ああ・・眠い

ちょっとだるい。

だる・・・っ?!

「あぁぁぁああぁぁ!!!」

え?ちょ?えぇ??!!

シーツの中をのぞけば

私の姿は・・・

「ッッ!!」

私は急いで散乱した服を手にとり

身に着けようとした。

私の叫び声で起きたのか

寝ぼけた声で

「あー・・明美おはよう。どうしたの?」

かわいー・・

じゃないし!!

「どうしよう!無断でお泊りしちゃったよぉ;」

「俺は別にいー・・」

「聖人じゃない!!お母さん、今頃どんな顔してるやらっ・・・!!」

「おか・・・あさ・・・ん?」

ポカンと、いきなり聖人の表情が変わった。