「用事は─────
知りたい?」

和はやっと、私に目を合わせた。

ずっと、目を合わせてくれなかった。

見てくれなかった。

でも、久々に合った和の目は






───────────怖かった。





「私・・・和が何考えてるかわかんない・・・」

そういって荷物を持って家を出た。

走って、走って走って帰った。