そしてまた、

ある日私は呼ばれた。

和の家へと。

その日も、同じことを繰り返した。

いつも和は「用事あるから」

って、私を帰させる。

だからその言葉を言わせる前に

私は言った。

「和・・・最近変だよ・・・。」

「別に・・・」

冷たい。

それに、最近和の笑ってるところ

みたことない。

「何かあった?」

「何で?それとこれから用事あるから。」

また・・・

「用事って何?何でそんなに私を帰そうとするの?」