すると、ちょっと先をいったところに和の後姿があった。
「和っ・・・!」
私の声に気づいて、後ろに振り返った。
和の元へ駆け寄った。
「違うクラスだったぁぁぁ・・・。」
「知ってる。でも別に学校がちがくなるわけでもないし、お互いのクラスに行けばいいだけだろ?それに、3年生は、全クラス同じ階なんだからさ。」
よしよしと言いながら
私の頭を撫でる和。
「だよね~・・・。遊びにきてよ!!七組にも!!」
「おう!間に4クラス挟んでるだけだし!!」
そう慰められて
笑って、「じゃあ、1年のクラス表配布しなきゃいけないから!!ばいばい!!」
手を振って私は友達のもとへと急いだ。


