去り際に後ろを向くと、 半裸の少年3人が 唖然とした顔で立ち竦んでいた。 ざまーみろ 心の中で叫んで駆け出した。 さすがにこれだけ騒げば嫌でも職員は気付くだろう。 わたしは習慣付いた足取りで裏門までたどり着くと、 そのまま門を開けて さらに走り出した。