「夢瞳おはよう」 そう言ってモーニングキスをくれるのは、照。 流暢な英語。 「今日も思い出した?」 彼はキスをする度に聞く。 わたしとの約束の話。 「…もう全部思い出したってば」 朝から赤面するわたし。 そう。 予想外なのは、ここに照がいること。 「じゃあオレも約束を守ったね。 新しい約束をしようか」 「新しい約束? 何をするの?」 「毎日『好き』って言うこと」 照は楽しそうに笑った。 こういう時、 いつもの透明な笑顔は、小悪魔の顔に隠れてしまう。