そういえば、 走り続けてたくさん汗をかいたのに、水分を取っていないことに気付いた。 気付けば喉はカラカラ。 花火が始まって、少し空き始めた屋台の道。 飲み物が売っている屋台を探した。 「これください」 わたしは200円と、選んだサイダーを渡す。 「はい。 え?夢瞳??」 「…え?」 そこにいた店員は、照だった。 「「…なにしてるの?」」 お互いが分からずに、そう言う。 「…照を、探してたの」 わたしはそう続けた。