その時、お兄ちゃんがもっていたノートを落としたんだ。
お空とお月さまとお星さまがいっぱいのってるノート。
『わあぁきれいなノート!
照兄ちゃん、これボクほしいの!!』
ボクはキラキラしているノートをひろった。
『えっ!
これかぁ……
これをあげたら咲楽はオレが居なくても、夢瞳が居なくても頑張れる?』
『うん…がんばるよ。
でもまた会える?』
『あぁ。いつでも会えるよ』
照兄ちゃんは、本当のお兄ちゃんみたいに、
もう一回頭を撫でてくれた。
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