その時、オレはこのふたりの為なら何でもしようと心に誓った。 それを大好きな唯さんとの約束にしたんだ。 唯さんが亡くなっても、ふたりのオレへの接し方は何一つ変わることがなかった。 尊敬する父。 大切な弟。 そんなふたりから頼られることが、ちょうどその4年後に訪れる。