崇佑が嬉しそうに、うん。と頷く。
大きい目が明るく輝いた。
「あはは~びっくり、した?」
「するに決まってるじゃん。
どういうことなの?」
「ここ俺ん家。
御木本崇佑って言います」
さらに嬉しそうに、崇佑がはにかんだ。
「御木本って。
親子、なの?」
わたしはバカみたいな質問をした。
名字が同じで、家がココって。
親子しかないじゃん。
そういえば似ているって言えなくもないかも…
なんて呑気なことも思ったりする。
本当は驚いて意味が分からないけど…
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