「もう12時になるよ。
今日はまだ14歳だろ?
オヤスミの時間だ」


雰囲気は一転した。


子供扱いされて不服なわたしは、
おどけた彼に無理やり部屋へと送り返される。




冷めない興奮に、
寝ることが出来ない気がしたのに
なぜだかそんな日に限って、とても寝付きが良くて…


白いメッセージカードを握りしめて、深い夢の中に落ちていく時、


わたしは15歳になった。