次の日
「あゆ~」
あのツンデレタケルがあたしのクラスに来てくれた。
教室のドアからひょこって。まじ可愛いんだよ!?
てか、すっごい嬉しい!
「どうしたの?タケルっ!」
あたしは周りの女子からの視線を気にしながら、タケルの元へ駆け寄った。
案の定、ヒソヒソ話す子たちが居た。
「あゆの顔みにきた」
タケルはあたしの顔を除き込みながら笑った。
彼女ならこの笑顔もあたしに向けてくれてるって思っていいんだよね?
すごく幸9せなんですけど。
あたしの心ん中はピンク色。
きゃ~~!!
「好きは無限大」のフレーズつかっちゃた~!
あたしが一人の世界に浸りすぎて顔を赤くしていた。(ったくどんな妄想してんだか…)
「どうしたの?」
タケルは優しすぎる。てかあたしのヘンな妄想のせいでタケルに心配かけてしまった!
「あゆ」
タケルは子犬みたいになってる。
「ちょっと来て」
あたしはタケルを引っ張って空き教室まで連れてきた。