絶頂を迎えた時
愛斗が私をしっかりと抱き締めた。


「一緒に・・・・・行こう・・・・・・ずっと・・・・」




その言葉は、これから先も二人は
一緒だと愛斗が言ってくれたような気がした。



離れてからも
愛斗は何度も私にキスをした。




「私・・・・とうとう
愛斗の魔法にかかっちゃった・・・」



愛斗の唇を感じながら
そうつぶやいた。


「ちがうよ・・・・・
亜恋が魔法使いなんだよ・・・・
おまえの魔法で
男は、もっともっと・・・
強くなる・・・・・・
強くなって
おまえを守りたいって・・・・
コーチも俺も・・・・・・・・
亜恋の魔法にかけられたんだ・・・・」



「見ててくれるか?
俺は、亜恋にふさわしい男になる。
離れても
俺のことだけ見ててくれる?」


愛斗が不安そうに
私を見つめた。



「私の瞳にはもう愛斗しか
見えないよ・・・・・・
頑張ってきて・・・・・・
そしていつか私を迎えにきてね。」





次の日


愛斗はイギリスへ旅立って行った・・・・・・



愛斗は 私の愛をいっぱい持って

そして・・・・・・
私には 優しい愛をおいて・・・・・・・・