Cherising!!〜郁&早紀〜


夕陽が…。

全てを真っ赤に染めていた。

あたしの髪も朱く光って、風に舞っている。


「…早紀をみつけるのは簡単だな」

「!?」

この声は。

腕の隙間から、近づいてきた足を見つめる。