郁生はゆっくりと腰を下ろす。 「大丈夫?」 あれ、ほんとに具合悪かった? 「うん、平気だよ。ちょっと昨日ハマってたから」 「何に?」 「…ちょっとね」 笑ってはぐらかす。 「そう」 あたしも郁の横に座る。