だが一度回避された程度で諦める武羅人ではない。
次々と、延々と、繰り返し。
まるで弾幕のように拳を打ち放つ!
いつの間にか繋ぎ合わせた腕も動くようになったらしく、左右の拳による連続攻撃が続く。
「くっ…」
私は障壁で防御し、『強化』の魔術で向上させた身体能力で回避し、何とか禁呪発動の機会を窺う。
何度も胸の紋章に手を近づけるが。
「っっ…!」
紋章を貫く、ただそれだけの行為が、武羅人の猛攻の前ではこの上なく難しかった。
胸を貫いている間に、致命的な一撃を受けてしまうかもしれない。
そうすれば禁呪発動の為の胸の傷が、逆に命取りになりかねないのだ。
チャンスを…チャンスを待つしかない…!
防御と回避に専念しながら、私は武羅人の攻撃をしのぎ続けた。
…しかし、ここで誤算が生じる。
魔術には疎い筈の武羅人。
私がこれからデッドゲイト最大の奥義を行使しようなどとは理解できる筈もない。
なのに。
次々と、延々と、繰り返し。
まるで弾幕のように拳を打ち放つ!
いつの間にか繋ぎ合わせた腕も動くようになったらしく、左右の拳による連続攻撃が続く。
「くっ…」
私は障壁で防御し、『強化』の魔術で向上させた身体能力で回避し、何とか禁呪発動の機会を窺う。
何度も胸の紋章に手を近づけるが。
「っっ…!」
紋章を貫く、ただそれだけの行為が、武羅人の猛攻の前ではこの上なく難しかった。
胸を貫いている間に、致命的な一撃を受けてしまうかもしれない。
そうすれば禁呪発動の為の胸の傷が、逆に命取りになりかねないのだ。
チャンスを…チャンスを待つしかない…!
防御と回避に専念しながら、私は武羅人の攻撃をしのぎ続けた。
…しかし、ここで誤算が生じる。
魔術には疎い筈の武羅人。
私がこれからデッドゲイト最大の奥義を行使しようなどとは理解できる筈もない。
なのに。


