メールが少なくなるにつれ、僕は君を反芻する回数が増えていった。 だけど、その度に空しさが増していった。 …僕は、君を忘れる努力をしてしまった。 なのに、傍にはいつも君の存在があった。 廻り廻って、最後には、いつも君に戻ってしまう。 毎回その繰り返しで、永遠のようなループにはまっていた。