…だけど、一番胸を締め付けてしまうのは、君の温もりを感じれない、一人で乗る自転車だ。



君の存在の無い、軽すぎるペダル。



この自転車は、あまりにも君との記憶が詰まっていて、一人で漕ぐには、とてもじゃないが哀しすぎる。






初まりも、終わりも、過程も、常にこの自転車が一緒だった。