こんばんは、皆さんご存じこの小説の第二の主人公、


 夏目 零です。


 ゼロとみんなに呼ばれています。


 俺はイケメンです。


 そして、俺はいまケータイ小説的な恋をしているのだ。


「しずしずー」


 またか、浅岡!!


 浅岡は気やすく、俺の、小宮しずかの肩に手をかける。


「あ。夢樹ちゃん。お弁当おっきいね。」


 俺の小宮しずか、か、かわいすぎる!!


 小首を傾げて170近いデカ夢樹を見上げる。