そんなハムスターにマリオは手早くひまわりの種を与えた。

「銀シャリって名前なんだぁ~」

 夢樹がにふふ、と笑いながら、

 銀シャリこと、じゃりのハムスターのふくれた口元をつつく。

「銀シャリちゃんかぁ。」

 しずかもハムスターを見た。

「俺、もっとかっこいい名前が良かったのに!」

 と、じゃりは残ったコーラを飲みほした。