もはや吉平の頭の中には、論理的に考える術が何もかも無くなっていた。論理的な解が見えなくなったこの暗闇の中で、吉平は、もがき苦しんでいる自分さえ、意識しなくなっていたのである。行き着く先も見えず、臨終の間際に、最後の一息を吸い込むのを覚えたのである。
正体は不明であるが、もうろうとして、まっ逆さまに落ちていくその先に、一瞬の光が差したのを覚えたのである。その光の中に吉平は、吸い込まれるように落ちていった。そして、ついに到達したのである。そこは、論理の無い世界、考えると言う概念が無い世界であった。何も無い無の世界であった。
正体は不明であるが、もうろうとして、まっ逆さまに落ちていくその先に、一瞬の光が差したのを覚えたのである。その光の中に吉平は、吸い込まれるように落ちていった。そして、ついに到達したのである。そこは、論理の無い世界、考えると言う概念が無い世界であった。何も無い無の世界であった。


