そして、作業が進み
ほぼ、みんなの絵も完成した頃
修司君の絵だけが、まだ出来上がっていなかった…。
「朝美ぃ~、修司の絵、どう?できそう?」
美咲が、心配そうに聞いてきた。
「ううん。まだっぽい」
「無理もないよねぇ~修司、誰にも手伝わせないで、自分だけであの大きな絵、描いてるから…
時間、かかるよね。」
「うん…」
そう、修司君は、決して誰にも絵を手伝わせてはくれなかった。
美咲と、最初の話し合いで、絵を描いていいけど
一人で描く事が条件だったって
後から、美咲に教えてもらった。
絵の大きさは
140cmぐらいあり
横幅も、100cmぐらいある。
そこに
何度も、何度も
納得するまで
空の色を塗っているんだ。

